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シャドーITって何?

IT部門が正式に管轄しないIT業務をシャドウITと呼ぶ。
ITmedia エグゼクティブ編集部の記事「影の仕事「シャドーワーク」事始め」でも、ITに限らず隠れプロジェクトなどの問題を指摘している。
ウォールマートから転進したヒューレットパッカードのCIOであるランディ・モット氏が強力なリーダーシップで進めている社内ITの改革の1つにも、シャドーITの撲滅が大きなテーマの1つであったと言われている。
シャドーITは、過度なEUC(エンドユーザー・コンピューティング)の推進などによって設置された部門サーバ、散在したデータマート、AccessやExcelで作成された個別の簡易業務システムなどの資産に加えて、これらを運用・保守する人的リソースも含まれる。情報システムのTCO(Total Cost of Ownership)が話題になった1990年中盤にも、オープン化によって手に入れた自由と柔軟性の影に、エンドユーザー・オペレーションや部門内サポートなどの隠れたコストがクローズアップされた経緯がある。
昨今になって、シャドーITに注目が集まっている背景の1つに、ブログやSNSなど比較的容易なWeb2.0的ツールの台頭、Skypeや携帯電話を含むモバイルデバイスなどのコンシューマITの企業内での適用などが加速していることがあげられる。
全体最適やガバナンスを重視するIT部門に痺れを切らしたエンドユーザーが暴走するケースも珍しくない。SaaSについても同様のことが言える。いくつかの大手企業ではすでに、IT部門が知らないうちに特定の営業部門がSalesForece.comと契約して利用し始めている。
IT部門にとっては由々しき問題といえるのではないだろうか。次回は、シャドーITは撲滅すべきなのか、ある程度容認すべきなのかについて議論したい。
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コメント

きたぞえユウキ : 2008年02月22日 08:41
こんにちは
ごぶさたしております

例えば都市銀行にも大きなシャドーITが存在します
コンサルティングをしていて2つの問題を感じます

1.シャドーIT領域の要件定義をする力をT部門が体得していない
2.シャドーITの存在を利用して直接ユーザ部門に営業に行くベンダーが存在する

この2つに対する効果的なメスの入れ方が改革のポイントかと私は思っているのですが、いかがなものでしょうか?

うちやま : 2008年02月22日 18:07
きたぞえさん>
ご無沙汰してます。コメントありがとうございます。
2.の方は、ベンダーにとっては営業上、事業部門の直接働きかけるのは1つの戦略なので、止めるのは難しいかもしれませんね。ただし、投資管理の観点からCIOまたはIT投資評価委員会のような審議機関を設置して、そこで網掛けするという方法は可能と思います。
1.については、最近、私の考えが少し変わってきました。この件は、次回のトピックで取り上げたいと思います。
きたぞえユウキ : 2008年02月23日 15:32
うちやまさん
お返事ありがとうございます
1については次回を楽しみにさせていただきます
ちなみに1つ、1に関連する気がしなくもないキーワードが気になっていて、「IT部門はその企業の全業務を横断的に俯瞰できる唯一の組織であるべき」とあるクライアントから言われたことがあり、私は個人的にはIT部門の企業内プレゼンスの観点から賛成です。ですが、1の問題を抱えているということは、すべて俯瞰できてないということになり、それでいいのかという疑問と戦っています。そのあたりにもし次回作が参考になれば個人的にはとてもうれしいです(勝手に申しあげました。スミマセン)
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